少し上向くEnoのメモ

えのころ草をはじめ、気分が上向く物のカケラ集めのブログです。

「グレープフルーツジュース」「ない」が検索される理由

グレープフルーツジュース」「ない」が検索される理由

目次

  1. コンビニで、グレープフルーツジュースがなくて、困惑
  2. ドトールにも、ない
  3. グレープフルーツ自体は?
  4. グレープフルーツジュース」「ない」の原因は、需要サイドか供給サイドか
  5. 今日、飲んだグレープフルーツジュースは、北半球と南半球どちらのもの?
  6. 国産グレープフルーツをいつか食べたい

 

  1. コンビニにグレープフルーツジュースがなくて困惑

風邪が治りかけの頃、グレープフルーツジュースが無性に飲みたくなり、夜中にコンビニへ。運悪く、なゲットできずでした。。オレンジジュースとリンゴジュースはあるのになぁ。

翌朝、別の種類のコンビニへ。

また運悪く、置いていませんでした。オレンジとミックスフルーツはあるのになぁ。

向かい側にある、別のコンビニへ。やはりゲットできず

三軒目で、売り切れではなく、取り扱い自体が無いことにやっと気づいたのでした。という事は、オレンジジュースが定番だとすると、リンゴジュースやミックスジュースは、もしやグレープフルーツジュースの変わり?

こうしてある日、すでに多くの人がたどり着いた「グレープフルーツジュース」「ない」の検索に私も到達したのです。

こうなると、余計に飲みたい気がしてきました。

2  ドトールにも、ない

さらに、ドトールで定番だった100%ジュースのうち、グレープフルーツジュースがなくなり、リンゴジュースになっているのを発見。

さらに、「ゴクリ」や「メッツ」など缶ジュースでグレープフルーツ果汁入りをうたっていた商品もなかなか見つけられずでした。

パン食べ放題のレストランにて、ドリンクバーの100%果汁がリンゴジュースに変わっているのを新たに確認しました。

3  グレープフルーツ自体は?

春夏秋冬気にせず、そこそこのお値段で食べれる常備菜ならぬ常備フルーツ、それがキウイ、バナナ、グレープフルーツだと思っていました。

しかし、秋、冬になるとグレープフルーツの果実自体が、スーパーに行ってもない事が多く、生協(おうちコープ)のチラシでも、滅多に見かけないものになっていました。かろうじて、スーパーでグレープフルーツジュースの紙パックがゲットできました。

果実自体もずいぶん、手に入れにくいフルーツになっているようです。

 

4「グレープフルーツジュース」「ない」の原因は、需要サイドか供給サイド?

・供給サイドの変化が1番

調べて見ると、グレープフルーツ自体の値段が、天候不順(アメリフロリダ州でのハリケーン被害など)と円安で上がったというのが第一の理由として挙げられことがすぐにわかりました。ここ最近では2016年1月に1キロ477円を記録したのが最高だったようでそこから少しずつ下がって今は300円台です。価格は総務庁統計局による小売統計調査から知ることができます。価格が下がったところで、円安が急激に進行したというタイミングなので、実際は高い果物になってしまったというのが実際のようです。

・需要サイドの変化

グレープフルーツ自体の人気が少し下がり気味、という現象もあるようです。理由は、酸っぱいなど色々あるようですが、意外だった理由に、薬との飲み合わせで、気をつけなければいけない飲み物に入っている、というのがありました。

人気のフルーツ、そしてフルーツジュースであることには変わりないようですが、価格が上がってもオレンジやアップルジュースよりも飲みたい!という風にはなっていないのかもしれません。

 

5   今日、飲んだグレープフルーツジュースは、北半球と南半球どちらのもの?

今、これを書いている1月は、アメリカのフロリダ州産のグレープフルーツが流通する時期です。ここから6月までがフロリダ産が主流の時期です。フロリダ州は、ケッペンの気候区分では、なんと日本と同じ温暖湿潤気候です。しかしもう少し詳しい区分をすると南部は、亜熱帯性気候に分類され、日本の本州よりも温かい気候の特徴が、グレープフルーツなど柑橘系フルーツの栽培に適しています。

でも、6月に入ると雨季に入り、その頃からは南アフリカ産のグレープフルーツが日本に出荷されます。ここから、11月までは南ア産が主流です。こちらの方が安価なため、グレープフルーツジュースの果汁の産地は、南ア産が多い印象です。

4、5月は2つの産地の端境期になってしまいますが、どちらかの産地のものが、スーパーには売っており、ストレート果汁ジュースもちゃんと売っていました。

6  国産グレープフルーツをいつか食べたい

2つの産地のグレープフルーツが安売りしにくい、4月5月ごろ。

この時期に日本産のグレープフルーツを買いたいという選択肢に最後はたどり着きました。無農薬、有機栽培にこだわった、宮崎県産などのグレープフルーツ。今やバナナが、日本中で栽培され、1本千円でも売れる時代になりました。

栽培面積を調べると、1ヘクタールちょっとしかまだ栽培がないようで、本当に限定商品という状態ですが、気候で見たら、栽培が可能な地域は日本に結構多いのではないかという風に思いました。

調べてみると、農家の方が作付けをして、何年もの時間をかけて育てた果樹が、ここ数年で実をつけ、出荷可能になって来ているようです。

和歌山県や宮崎県などの農園で、防腐剤、防カビ剤、ワックス不使用の果実が予約販売されているのを見つけました。

値段は少なくとも1キロ(3から5個程度)で1500円弱で、等級によっては、その2倍近くのものもありました。バナナと違って、草ではなく樹木であるグレープフルーツは、実を出荷できるようになるまでに、6年以上はかかる事を考えると、もっと高くてもその価値があるように思えます。

なかなか手が届かない値段ですが、「グレープフルーツジュース」「ない」から始まって、国産グレープフルーツに憧れる結果になるとは、自分でも予想外でした。