少し上向くEnoのメモ

えのころ草をはじめ、気分が上向く物のカケラ集めのブログです。

5月の雨のカラーコードを調べたら、デザインを経て雨樋にたどり着いた話し。

翠雨、青雨。RGBのカラーコードは?から雨のデザイン、そして建築から美しい雨樋にたどり着きました。

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雨の色やカラーコードと言うと風情がない心もちもしますが、ザーザー降りの月曜日が2回も続いて、雨を意識する季節になったので、考えてみました。すると最後は建築に着地しました。

色の名前がついた雨

雨の色と調べると、広辞苑の雨の説明が出てきます。春に花に降る紅雨、次が新緑の頃に降る緑雨、翠雨。もしくは新緑に降る青雨。

確かに5月の雨、青緑な印象かあるきもします。

昔から雨に色の名前をつけて、表現してきたという事なのだなぁ。と思いました。四季があればこその表現だと思います。

「翠雨」という名前のついたお洒落なお酒や、セーラーの四季をデザインした万年筆など、緑に降る雨というのは大きなテーマのように感じました。

青より緑が強い印象が、この時期にはあるようです。

カラーコードで見る雨の色

雨の色を、スマホでどう表現するのだろうと思ったので、雨色、さらに天色で雨のイメージとして調べられたものを2つ挙げてみました。他にも沢山ありそうです。

「#65bbe9」上

「#2ca9e1」下

RGBのカラーコードは、数が大きいほどさらにアルファベットがFに近づくほどその色が最大になるので、

最初のコードは、65の赤よりe9の青が強く、青よりbbの緑が強い色味ということが直感でわかります。

二つ目のコードの方が、最後の青の二桁目にeがあるので青が強めな色と読めます。

RGBのカラーコードの意味は、詳しく説明して下さっている方々のものを、なんとか読んで少しだけ理解しました。とにかく二桁ずつ赤、緑、青ですね。

16新法というところが、私にはとても難しくて。この仕組みをどうやって考えたのかなぁと思いました。

色の旅に出てしまいそうだったので、雨のデザインを探すことにしました。

雨のデザイン

(コープ共済プラザの建物と鎖の雨樋)

雨のデザインについて調べてすごく納得したのは、実際の生活で、雨が、建物にとってすごく気にしなければいけない存在だ、という事です。この事から、雨とデザインというキーワードでは、建築デザインのページが上位に来るのだという事なのです。

雨どい、「雨仕舞い」など、建物を雨から守る工夫があって、そこに機能とデザイン性を兼ね備えた技術が蓄積されているという事です。

ちょっと想像出来なかったのです。

雨とデザインで、雑貨や衣服のデザインではなく建築に出会うという事が。

でも考えたらとても納得です。

雨樋は平安時代にすでにあったそうですが、集めて飲むための集水から、排水するための道の役割になっていったそうです。

雨樋が露出しているとおしゃれではないという観点から、なるべく見せないように、内樋という工夫をして、樋を感じさせないガラス張りの大きな建物も多いそう。

でもあえてそれを見せる雨樋のデザインもあるそうです。コープ共済プラザビルは、鎖樋という、工夫が施された樋をあえて見えるように垂らし、雨水を地表に逃す方法だそうです。このようなオフィスに居てみたいなぁ。緑のカーテンができています。

個人の家でも、少し昔の凝った家だと、そういう樋を見るような気がします。

あまりにお洒落な雨樋も。雨どい、おしゃれ、で見つけました。

「雨 デザイン」と検索して、

雨のみちデザインというページが多くあったのですけれど、雨のみちという表現が、私には新鮮でした。

ちょっと飛躍しますが、河川を道として人間は使ってきたけれど、そもそも河川自体が、地球にある雨のみちという事だなぁ。などと、とても雨の調べ物を楽しみました。

最後にデザインの話しなのですが、水玉模様と雨粒模様、似て非なるものという感じがしました。

水玉模様の方が、画像も話題もバラエティに富んだ検索結果で、盛りだくさんなんです。

雨粒模様とか、雨、イラストと探すと水玉ほどではないんです。バラエティというか話題が。

なぜかはわかりませんが、雨粒には方向があるのも一つの理由かなぁと勝手に想像しています。

上から下に涙つぶのように、デザインされるので、同じように水を形にしても、水玉のような広がりがないというか。

雨をとらえて描くのは、すごく難しいことなのかもしれません。

雨と絵で検索すると、歌川広重にたどり着きました。

雨の色から、今日もとても面白い方向に進んでいけました。

読んで下さり感謝です。