10月の百日紅は100日超えて頑張っている。剪定、、もう少し待って。
7月から10月が、開花期間のサルスベリ。もうほとんどが散っている頃。まだ咲いているのを見かけたら、いったい、いつまで咲くか見極めてみても。
1 100日を超えて記録更新中な百日紅
暖かい時期が長いからか、百日紅が、まだ幾つかのふさで残り咲いているのをみかけます。
雨の度に、どんどん散っていくでしょう。もう百日紅が咲く期間は終わっています。少なくとも関東では。
普通は10月ごろまで、と紹介されていますが、大きい木ほど、立派に実をつけて、もう十分といった様相で、花が着いた枝は見かけなくなるのが下旬です。
一年の3分の1弱は、花をつけているという、パワフルさがありますが、現時点でまだ花を咲かせているのは、案外細い若い木だったり。
7月から咲いている木は100日を余裕で超えていますね。
2 しかし花は一日しかもたない儚さ
本当は、一つ一つの花は、1日で散って落ちてしまうんですよね。
ただ次々に新しい花が、枝ごとに咲いているので、ずっと鮮やかに先続けているように見えるだけです。
水の得にくい真夏に咲くというパワフルさがすごいから、ひまわりよりも夏の代名詞、と思うのですが、長く咲きすぎて、初夏から秋までとなると、季節を表わす花にしづらい気もします。
そして立派な実が、たくさんついているのをみると、その無駄のなさになんだかすごいなぁと思う次第。
3 あっさり実ごと剪定される秋
たわわに付いているサルスベリの実。これが花の辿り着く先なんだなぁ。としみじみしてたら、次の日、いくばくかの枝を残して剪定されている。。。
これが街路樹、庭木の現実。
サルスベリって結構下の方から枝が出て、のびのび広がるので、秋口に花が終わるとばっさり剪定される事が多いです。
100日の花の集大成の実を、枝ごと切ってしまうなんて。
と思いますがあんまり密で葉が茂っているとかえって病気が出るという事情もありそうです。
4 サルスベリが咲いている季節と咲いていない季節に分ける
一つまえの記事で書いた、ホットコーヒーの切り替え時期。
これは、私の場合ですが、サルスベリの花が終わる時期とだいたい同じです。
サルスベリの開花期間とそうでない期間で季節を二つに分けたら、案外
焦らずに季節を楽しめるかもしれませんね。
今日は思わず、サルスベリの花が少しだけ残っているのを見て、畏敬の念を覚えたので、書きました。