少し上向くEnoのメモ

えのころ草をはじめ、気分が上向く物のカケラ集めのブログです。

病院に植物は持ち込み禁止が多い。近くに置けなくてもバレンタインは梅の盆栽。咲いたら写真や言葉で持っていく。

病院に置けなくても、梅の盆栽、咲いたら写真や絵でも。やっぱり花を見たいし見せたい。

もう梅が一輪咲いてるのを見かけて。梅、「素敵な物」って検索したら、梅の盆栽が。なるほど!!

突然ですが、近年は病院の内部は植物禁止がほとんどです。

この事について考える事もあるけれど、でもそこに持ち込めなくても、代わりに育てて、その素敵さを伝える方法もあるのかな、と梅の盆栽見てて思ったんです。

1  梅一輪、一輪ほどの暖かさ、季節感をくれる盆栽

下の写真、これから咲く梅の盆栽。写真だって伝わってくる、これからという感じがありませんか。

フェイクグリーンと言うと、いかにもですが、光触媒加工の清潔な植物オブジェはとてもおしゃれです。

緑があるとホッとします。

けれど、本物の植物は変化しますよね。光の方向に向いたり新しい葉が出たり。

近くに置けなくても、自分のプレゼントとしてどこかに植物があって、その変化を教えてもらえたら嬉しいかなって。例え写真でも、絵でも。

2 これから咲く梅の盆栽、話しにも花が咲く

伸びていく、咲いていく、植物はいつも「これから」ですよね。

これから広がってく感じ。葉が落ちる秋だって、結局次のための準備になってるたくましさ。

そういえば、バレンタインが来ますけれど、これから咲く梅の盆栽を自分にも誰かにもプレゼントしてもいいなと。

例えば病院。

植物が持ち込めない、触れられない事が、植物と関われないと言う事ではないのではないかと思うんです。

3  園芸療法の植物は窓の外で拡大するけれど、院内持ち込み禁止の現実

園芸療法の拡がりは、病院や介護福祉施設の外側でどんどん見られる近年です。

けれど、緑膿菌やアスペルギルスというカビの一種である菌が、免疫力が低下している患者の方に感染する事を防ぐため、衛生的な理由で院内への植物持ち込みを禁止しているところが大半になったとのことです。

けれど、日本感染症学会は、全部の病院やその室内で植物を禁止する必要性があるとはしていません。

免疫不全など、その必要がある場所については、植物を持ち込まない措置が望ましいとしています。

このことについて、設備や方法を整えて、本当に必要な部屋以外には、植物持ち込みOK、観葉植物を置いて、病院には花屋さんがあって、という病院もあるのです。

けれど、まだ大半が全部禁止という現状です。

4  植物を持ち込めなくても、感じることはできる

持ち込めないことを憂うより、近くに置けない誰かのために、植物をプレゼントし、自分が身近で育てて、それを伝えて話題にすることで、植物をシェアすることはできると思うんです。

触れられないけれど、たとえば梅が少しずつ膨らんで開花する様子を話題にできたら、しかもプレゼントとして家にあったら少しだけでも上向くという気がするんです。

草や花がないということ自体よりも、治療とはいえ、植物が置けない、花も見られないような環境にいると事が、しんどい気持ちにさせるという気がするんです。

植物でも景色でも、結局、見てるその時ではなくて、目をつむって思い出すという形で、それぞれの心にしまうものなのかなと。

だとしたら、緑がその場にあるかないかではなくて、思い浮かべる景色として、言葉でも写真でも、方法はあるのかなぁと思ったんです。

バレンタインと梅の盆栽の話しから、それてしまった感じがありますが、、、。

私の場合は、物理的なプレゼントは大切な人にはもう届けられなくて、贈り物を届けるのにもいつも心で一捻り、工夫が必要になってしまっているんですね。

それでも、バレンタインだろうが母の日だろうが、父の日だろうが、贈りたい物を贈るのが、結局1番よいですね。