てんとう虫は、草の何気ないところで命がけ。幼虫、さなぎ、成虫と観察したら、大人も夢中に。
花も咲いていない小さい植え込みに、てんとう虫の国があるんです。絶対毎年たくさんいるんです。主に2つ星のてんとう虫。
今日はたった2ヶ月の寿命の、幾つかのライフステージを写真に撮ってみました。
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1 幼虫がいるところ
2 サナギの形が可愛くて無防備
3 スシロー行って帰る間に、サナギから羽化直後のてんとう虫に
4 愛すべきてんとう虫、寿命は2ヶ月、一年中いる不思議
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1 幼虫がいるところ
ツツジの植え込み、菊が植えてある場所などで今まで多く見ました。
てんとう虫の幼虫は、はっきり言って気持ち悪いです。成虫とのギャップが激しすぎます。なんで、成虫は丸いのに、とがった印象?
でも、少し長く見てると、気持ち悪さが緩和。必死さが伝わってきます。アブラムシ探してるのかな。
こんな小さい場所が、てんとう虫の世界。
2 サナギの形が可愛くて無防備
カブトムシなどは土の中に、蛹室を作りますが、てんとう虫ってタフですね。しかも、サナギがなんかよく動きます。雨でもへっちゃらで、壁に剥き出しでひっついています。
上は、アリに襲われているサナギ。
アリは、存在的にはアブラムシの味方。
3 スシロー行って帰る間に、サナギから羽化直後のてんとう虫に
ある日、夕食に出掛けて、行きにサナギだった物が、暗くに通ると、なんと白い羽でサナギから出てきておりました。
私が回転寿司してる間に、命懸けの活動をしていたとは。
上の写真では、隣にサナギの殻があります。
下は、サナギの殻。
4 愛すべきてんとう虫、寿命は2ヶ月。
5、6月のてんとう虫って、ピッカピカですね。
それに、高いところに登ってく性質があるから、青空が似合います。
と思って、調べたら寿命は2ヶ月!
1年で何代も命をつなぐと。
人生80年ちょっととして、人間は960ヶ月。
えっ。人間はてんとう虫の480倍生きるって事?
計算あってますか?
だいぶ混乱。てんとう虫の1日は、人間の一年半くらいという事になります。
こういう事考えると、時間って何なのかと思います。
スズメの寿命が平均2年というのもそんな気持ちになりまして。
一年たったら40歳?みたいな。
冬にもてんとう虫っていますよね。
越冬できる種類がいると。ナナホシてんとうとか。
それは、たまたま大人になって冬がきて、次世代を残すまですこし寿命が長いとか。
愛すべきてんとう虫。
人間より480倍濃く生きてる、愛すべきご近所さんですね。
つまりは、愛すべき今日という気持ちをいただきました。
てんとう虫に乾杯。