少し上向くEnoのメモ

えのころ草をはじめ、気分が上向く物のカケラ集めのブログです。

寝る前に、地図アプリで近所の川の水源まで探検してみませんか。

地図アプリの航空写真モードでデジタル川登りは、ロマン

川を海から水源地まで辿るほど萌えるものはありません。地図アプリなら、ナイル川の水源までだっていけます。でも、あえて1番身近な河川の水源地探しがオススメです。なぜなら、いつか辿り着きたいと思って、すると行きたい場所が増えて、元気が出るからです。(私だけかもです。)

1  まず、海まで行ってから始める。

2  上流が市街地だと難易度が高いが、発見が多い

3  このような水源地もあります

4  半島の河川は短いので、オススメ

5 ここが水源と思う場所をしつこく探す

6  河川名で検索しておおよその答え合わせ

7   デジタル川登りの途中で、何が気になるかは、人それぞれ。

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1  まず、海まで行ってから始める。

航空写真で河川が海に出るところを見ると、それだけでも色々テンションが上がります。釣りをやる人なら、また違った視点で楽しめるかと思います。途中から始めないで、ぜひ河川の最後から、始めた方が壮大でよいです。

2  上流が市街地だと難易度が高いが、発見が多い

寝る前に、と書いたのは、結構上流に行くに従って、辿るのが難しいからです。まず、河川が一本とは限らないし、市街地は暗渠といって、下に潜ってしまうんです。

消えた状態になるんです。流路も工事で帰られていて、全然違うところから河川が表に出ていたりします。

でも、この作業をして思ったのは、どんなに細い上流の水路でも、人は水の流れ自体をゼロにする事はできないのだなぁ、という事です。

必ずどこかに水が流れる道を作りながら町ができているように思います。

おそらく、中流から上流の市街地で、細くなった河川を辿るのは相当難しいです。私も何日も同じところで寝てしまった、を繰り返してます。

でも、最後までやってみたほうが楽しいですよ。

 

 

3  このような水源地もあります

何年か前から、水源地の土地が、気づいたら外資が関連する会社に取得されているなどの事が問題になりました。北海道で特に話題になったのを記憶しています。水源地は本当に小さい湧き水だったり、森林のどこかだったり、時にはお寺だったり色々です。ここが始まりですというう何かがあるわけではないです。

周りが高くなっていて集水されて、傾斜が緩くなったところから、目に見えれば、このあたりということになります。

水源地一帯を保全するため、公有地にして対策をしている例も多くなっています。

例えば、神奈川県の命の水を担う水源地の林は、民間の資本も募って保全されています。看板が立っていてみんなが見学できるよう林道が整備されて、イベントも豊富です。でもこのような場所は、ごく少数かなと思います。

 

4  半島の河川は短いので、オススメ

こだわると、とても寝る前一瞬では終わらないのですが、半島の河川は比較的短いので、やりやすいかもしれません。

私は全くエリア外ですが、興味があって三浦半島の平作川11キロにトライしましたが、やはり最後のここだ、という部分が相当難しかったです。

 

 

5 ここが水源と思う場所をしつこく探す

答えが書いてあるわけではないので、達成感がないかもしれませんが、水源と思われる場所は周りより少し高くなっていたり、森が残っていたり、何かしらちょっと特別な雰囲気があると私は思っています。

なので、途中で諦めず、自分なりに水源地に辿り着いてみてください。2次元の地図と航空写真を行き来した方がわかりやすいです。

 

6  河川名で検索しておおよその答え合わせ

一応、河川名で検索すると、水源地を知ることができます。ただ、当然なのですが、何々山、みたいな感じで書いてあるので、この辺かぁという情報になります。

 

7   デジタル川登りの途中で、何が気になるかは、人それぞれ。

河川に沿って地図をみると、思わぬ物が沢山表示されます。

知らないカフェやラーメン屋さん。さらに、Googleアースで歩くと、釣り人の写真が見れたり、河川の生き物情報にヒットしたり。

あとは遺跡もあるあるです。

水があるところに昔から人がいるという実感です。

何が気になるか、というのは人によってそれぞれかなぁとおもいます。

 

寝る前にぼんやりこのような事をしていると、すごく当たり前なのですが、どんなところにも人がいて、それぞれ暮らしているんだなぁという感じがするんです。

ちょっと表現が難しいですが、広々とした様な、のんびりしたような感じです。

自分だけの時間に、たまにはデジタル川登り(勝手にそう表現しちゃっております)、いかがでしょうか。