少し上向くEnoのメモ

えのころ草をはじめ、気分が上向く物のカケラ集めのブログです。

レインチェーンから傘まで、雨の存在を見せる工夫。

インチェーンというお洒落で深い存在。「雨どい」、「おしゃれ」で検索。

雨どいをじっと見たことありませんでした。これを雨の通り道として観察すると、もはや建築の世界。

前回、雨の色について調べていたら、雨と建物の関わりが深いことから、雨どいの情報に到達したのです。

「雨のみちデザイン」という株式会社タニタハウジングウェアさんのホームページで、「雨のみち」という視点をいただきました。あまりに素敵なページです。

さらに、縦の雨どいに注目すると、鎖状で、おしゃれな物が盛りだくさん。レインチェーンという言い方も新鮮です。

金属でできていることも、すごく魅力的に見えました。

前回、書ききれなかったことを、今週のお題「レイングッズ」にのせて書かせていただくことにしました。

-------------------------------

1 レインチェーンは雨のみち

2 雨を見せるデザイン、グッズ

3 植物の形は、雨と光がデザイン?

4 葉っぱの傘、木の雨よけ?

---------------------------------

1 レインチェーンは雨のみち

雨が屋根から地面に流れ落ちる道筋は、建物にとても重要。昔から、雨をどう通すかという事が、建築に大きな影響を与えてきたそうです。

よかったら、前回の、雨の色についてのページも読んでいただけたら嬉しいです。

 

特に、縦に屋根から地面に水を流す雨樋は、パイプであることが多いのですが、必ず存在するものです。ビルでも、一軒家でも。

そして、色々な建物で、お洒落じゃないから、なるべく見せないようにする場合と、お洒落に見せる事を意識した工夫があるようです。

ここでは、見せる雨樋、レインチェーンについて紹介です。(ビルでは、コープ共済プラザビルがすごく注目を浴びているそうで、前回触れました。)

 

インチェーンがバケツやアリスのお茶会のセットのようなもの、蝶々の形など、雨樋だけで調べたら出てこないのですが、お洒落というキーワードを足したら、すごく素敵なものが沢山。DYIグッズもありました。これは家にいても、どんどん雨降れ〜と思っちゃいますね。

2 雨を見せるデザイン、グッズ

f:id:namikieno:20230603084844j:image

どんどん降れ〜と思うグッズで、雨に濡れると模様が浮き出る傘があります。子どもにはたまらないグッズです。結構降らないとはっきりでないのも面白いところです。

 

さらには、雨の音を見せるというのでしょうか?いわゆる水琴窟。

最近は雨水タンクという位置付けで、防災グッズとしての水琴窟が売られていて驚きです

下は、重蔵窯製の信楽焼の水琴窟です。憧れます。壮大なレイングッズですね。

3 植物の形は、雨と光がデザイン?

レイングッズとは違うのですが、今回、先に紹介させていただいた「雨のみちデザイン」(株式会社タニタハウジングウェア)のページで、雨が日本の建築をデザインしてきた要素だという事が出ていました。

この事で考えてみれば、植物も雨と光でデザインされているなと、突然思ったのです。

以前、植物のロゼットについて紹介させていただいてきました。

これは光を求めて植物の形が、季節で全然違った形になるという内容です。

これに加えて、雨を植物がどう通しているかということがとても気になりました。

風雨があまりに強いと、その抵抗を減らすため、モンステラのような、雨風を逃す葉になるのではないかと。それに、蓮の葉は、一ヶ所切れ目がありますし。

4 結局、デザイン賞は葉っぱの傘、木の雨よけ?

 

色々、雨を見せる工夫を見てきた後ですが、見せるも隠すもない、自然に流す、無為自然のようなところでは、トトロのさしてる長芋の葉っぱのような、葉っぱ傘。

雨やどりにお世話になる、公園のクスノキ

見上げて素敵なのは、その辺りのような気がしてきました。

レイングッズということで、商品ではないですが、植物好きだからでしょうか?

今日は葉っぱに行き着いてしまいました。

植物の雨のみちが気になってきました。