外食でパセリを見かけないのは気のせいではないようです。パセリは,そろそろ付け合わせ卒業、主役に。
コーンスープやハンバーグ、ペスカトーレ。オムライスのてっぺん。私が子どもの頃、レストランの洋食メニューにパセリは当たり前でした。洋食を思い浮かべると、パセリの緑と香りが思い浮かぶのに、そういえば、、、最近見てない事に気づき。
調べると、パセリの素敵さと、ハーブとしての優秀さ、国産で育てられてきた野菜としての一面などが一気に見えてきて、何しろパセリが恋しいです。
鮮やかに彩りを添えつつ、栄養あり抗菌作用ありという、すごいハーブ、パセリに脱帽です。
まずはなぜ見かけないのか、調べてみました。
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1 すでに10年ほど前から消費が減少。なぜ?
2 パセリはなぜ、多くの洋食に添えられるのか。
3 パセリはいつどこから?
4 パセリは主役になっていく
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1 すでに10年ほど前から消費が減少
「パセリ」「見ない」で調べてみると、数年前にすでにYahoo知恵袋で相談している方がいらっしゃるんです。パセリを普及させる取り組みなども出てきました。
理由の説明では、「外食の機会が減った」という理由が多く見当たります。
確かに、コロナ禍で外食が減った事は大きな原因だと思いますが、消費量の変化をみると、2000年からすでに減少傾向にあります。
コロナ禍よりずいぶん前から、消費が減っているのです。
この原因を、統計的に調査発表しているものを見つけることはできませんでしたが、主要生産地の資料や統計の説明として書いてあった原因は、次のような物です。
外食の価格競争が激しくなり、付け合わせとして需要があったパセリは、価格を少しでも下げるために、減らす対象となったのではないかという理由です。
2 パセリはなぜ、多くの洋食に添えられるのか
そもそも、パセリは付け合わせでお飾りという役割なのでしょうかでしょうか?
そもそも、パセリが料理についてきた時に、皆さんは食べていますか?これについては、幾つか調査がありました。ネットによるデータリサーチ、(「データの力」)によると、50パーセントちょっとが、食べていない。逆に48%は食べているという事です。
思う以上に食べている人が多いと思いませんか。
これは、パセリが付け合わせであることに意味があるからです。
パセリは、ハーブとして、多くの良い事を料理に付け加えています。
パセリのすごさについては、パセリの主要産地やお料理、美容についてのサイトなどで詳しく紹介されています。
代表的なものでは、ビタミンK、C、カリウム、鉄分、さらに、食中毒の防止などです。
つまり、緑で綺麗だからという彩りはプラスワンの効果で、ハーブの効果や野菜としてのビタミン、ミネラルなど栄養素的な有用性が高いからこそ、多くの洋食に添えられてきたと言えます。
そういう意味では、価格を下げるために、カットされていったとすれば、とても残念な事と言えると思います。
3 パセリはいつどこから?
パセリは洋食のイメージだから、輸入されているイメージの方もいるかと思います。けれど、セリ科の植物として日本で、明治時代から栽培が本格化しており、基本国産です。
日本に入って来たのは、江戸時代頃という事で、南蛮貿易のカステラよりも新しいけれど、オランダつながりです。
パセリは大根などのように、全国各地で盛んに生産という野菜ではありません。
なぜなら冷涼な気候を好むという点があり、高原野菜に適している長野県が生産量1位です。
その他に千葉や茨城が主要な産地です。
生産地については、県内全域で栽培が盛んという事ではなく、栽培な盛んな特定の市町村での出荷が県全体の統計に表れているといった状況です。
4 パセリは主役になっていく
「パセリ」「見ない」から始まった情報散歩だったのですが、はっきりわかった事があります。
それは、パセリが美味しくなる工夫がなされながら、栽培・出荷され続けているという事です。
それは、パセリの効能に対する根強い需要があるからであり、健康志向の高まりで、ますます人気が高まっているからです。
付け合わせから食べる野菜に変化しています。ますます工夫が盛んになり、レシピや保存方法の情報は、2020年以降の物が多く見つけられます。もはや、サラダ野菜や主要なハーブの印象です。
ぜひ、これらの新しいパセリの利用関連の情報を検索して欲しいなと思います。
特に、長野をはじめとする生産地の情報を見てみてください。
下にオススメのページのリンクを載せさせていただきます。
JA長野県
https://oishii.iijan.or.jp/products/noutiku0120220525
長野魅力発信ページ 長野県ブログ
https://blog.nagano-ken.jp/nihonichi/agri_product/43.html