アジサイとカーネーションのキーワードは黄色だと思うこと。
アジサイの花に黄色はないし、カーネーションに濃い黄色は、まだないようです。
アジサイが美しい季節になりましたが、どちらかというと酸性土壌が多いという事なのか、青よりのアジサイがベースカラーの景色が多くなりそうです。
スプラトゥーン3のカラーが青と黄色のように、思わず黄色い服を着て差し色的な色味になるのもありかなぁと。
1 あじさいの青に、ひまわりが間に合わないなら、カタバミの黄色
2 アジサイが黄色、カーネーションとチューリップが青じゃなくても
3 花の色が、複雑でいてくれてよかった
4 風に咲く花は、生き物にとって透明かもと思う
1 あじさいの青に、ひまわりが間に合わないなら、カタバミの黄色
沖縄の紫陽花と言えば、よへなあじさい園が有名ですが、5月中旬くらいから、主に青色の紫陽花が一面に広がるそうです。沖縄では2月に、ひまわり祭りがある場所も。
紫陽花とひまわりという、違う色あいを同時期に楽しめる可能性がありますが、これは沖縄ならではかなと思います。
それより北の地域では、タンポポが綿毛になった頃、アジサイが色付くようなタイミング。
アジサイはとても大きいので、6月の公園は青色が多い気がします。
そこに、マリーゴールドのオレンジがかった黄色も素敵ですが、あえてカタバミの黄色も良いのではと思うのです。
濃すぎず、薄すぎず、大きすぎないです。これがまた、セットはしじみ蝶。薄青い蝶です。
害草、害虫というむきもありますが、色だけに注目したら、美しい組み合わせだと思うのです。
ツツジの色が薄れた頃に青、黄色という組み合わせが、散歩には、ありがたい色味です。
2 アジサイが黄色、カーネーションとチューリップが青じゃなくても
アジサイ、黄色で検索すると、「秋色あじさい」ですか?という一文が。秋色あじさいは、フラワーアレンジなどで、秋色に染色された、大人カラーな紫陽花の事で、染め方などが書いてありました。
紫陽花に黄色はまだないのです。
また、カーネーションの黄色は、売られていますが、よく見ると薄いのです。パンジーやひまわりのような黄色はまだ無いのです。
近年、カロテンを合成している品種が発見されたので、濃い黄色のカーネーションもできるのかもしれません。
青いカーネーション、「ムーンダスト」は遺伝子操作によりこの世に出現しました。
チューリップも純粋な青色チューリップを出現させるため、研究が進んでいそうです。
でもでも、お散歩レベルでは、。
地面に生えている草たちの中では、
チューリップも紫陽花もカーネーションも、自然にない色を眺めなくても、楽しむ事はできそうです。
ウロウロするか、待つか。
そうすれば、別の何気ないところに十分、色が揃っています。
チューリップで青が足らないなら紫陽花を気長に待つ。
紫陽花で黄色が足りないなら、足元のカタバミか遅咲きのタンポポか。
待てば、ひまわりの黄色も。
3 花の色が、複雑でいてくれてよかった
紫陽花も、ピンクから青まで、変化の仕組みを大きく「アントシアニン」のおかげだ、とわかっても、自由自在に色を操れるわけでは無さそうです。
花の色の仕組みは複雑で、そこに関わっている成分を解明し尽くす事はまだまだできないそうです。
なんとなく、美しいなぁ、でまだまだいけそうです^_^
4 風に咲く花は、生き物にとって透明かもと思う
生き物に向かって咲く花は、鳥なら鮮やかに赤系、昆虫なら黄色系などなど、目立つよう方向性があるようです。
人間の、花の色の開発も、人が操作しているようで、実は植物がより繁栄するために、
人間が操られているのかも、なんて考えたりします。
ただ一つの青いカーネーション、ムーンダストは、普通のカーネーションの3倍くらい花持ちするのだとか。
じゃあ、生き物に向かって咲いてない花は何色かなぁと。
風で受粉できるような草の花って、カラフルさに欠けていて、言ってしまえば、生き物にとっては無視されてしまうような存在かもしれないです。
風や水をあてにしている花々は、目立つ必要もないという事ですね。
紫陽花の季節に、やっぱり目立たない雑草が気になるという散歩道でした。
猫じゃらしが待ち遠しい。。