少し上向くEnoのメモ

えのころ草をはじめ、気分が上向く物のカケラ集めのブログです。

母の日というけれど、母ともう会えないという人の方が多いのでは?でもやっぱり母の日を。

母の日に、母がもういない人の方が実は多いのでは?それでも母の日を最高に。ヒントは“エクスボト”。

1  統計から考えると

4人に1人が65歳以上というのが今。さらに10年以内に人口の過半数が50歳以上になるという統計的予測。総務省の人口統計は、「母」も高齢化していることを物語っています。母の日に、母がもういないという人の方が、案外多いという現実です。

2 直接手渡せない母の日

感謝をカタチにして、カーネーションなどの贈り物をする。でも、感謝をカタチにした後、どうやって贈ったらよいのでしょうか?

だって手渡すことが叶わないのだから。

自分だけが、母の日に寂しい思いをするのかな。

それとも母の日は子どもや若い人の行事で、年齢と共に卒業するのが、前提なのかな?

ここ何年も、母の日にちょっとモヤモヤしてしまっておりました。

でも、少し見方を変えてみました。母の日ができないのではなく、直接手渡せないだけだった!

と考えようかな、と。

だから、渡し方、贈り方に自由がきく何かを考えて、自分なりに最適な過ごし方をすればよいかな、と思ってみています。

3  エクスボトをヒントに

皆さんエクスボトって聞いたことは有りますか?

エクスボトとは奉納する絵のことです。メキシコの伝統的な奉納画で、教会の周辺に(ここではカトリック的な)絵がいっぱい描けてあるようなイメージです。

絵馬のようなもの、と説明されていますけれども、絵馬よりももっと描く内容が自由で、願い事よりも、起きたことなどへの感謝を絵にして奉納するそうです。逆絵馬なんていう表現で説明されていたりします。

例えば、骨折して、片足が折れたら、その絵を書いて、片足だけで済んでありがとう!!と言葉を絵に添える、というようなのもアリだそう。生活感あふれる絵が、いっぱいぶら下がっていたり、お土産として売られていたりするそうです。

私は、これを知った時、絵を奉納するっという部分と、感謝を題材にするという部分で、気持ちを表すのに便利だなぁと思ったのです。

しかも、メキシコの人たちのエクスボトを幾つか見てみると、生活感あふれた題材。さらに、うまく書かなきゃという窮屈さが全然ないんです。

私はこれが母の日のどうやって贈るかのヒントになると思います。

絵を描くかどうかはちょっと別にして、母の日には、この一年で起きた出来事、頑張れた事、無事に過ごせたこと、などの事後報告+感謝を何か表現したいなぁと。

4 物を買わなくてよい。贈り方はデジタルで。「デジタルエクスボト」!

デジタルの画像や文章や絵なら、いかつい感じがなく、気持ちが重ければ消去できるし、気軽です。

名付けて「デジタルエクスボト」母の日版といったところでしょうか。

5 50回目のブログは「デジタルエクスボト」

私は、下に一つ、ブログというスペースを借りて、母の日に向けて、エクスボトしたいと思います。

これは、ブログのタイトル写真です。ブログをはじめて50回目。

はてなブログの皆さんの中で、文章を描けてとても嬉しかったです。

少し早いですが、50回目は母の日に寄せ、はてなブログの皆さんと、青空の母に気持ちを贈ります。

感謝^_^

 

皆さんも、デジタルエクスボト、ブログに気持ちをのせて、やってみませんか。

読んでくれてありがとうございました。