UFOキャッチャーや自販機とは違う夢がある。
イチゴ飴イチゴは2つで500円。500円で一回(1ポイ)の金魚すくい。0匹なら必ず2匹はプレゼント、。
秋祭りの屋台で楽しむには、少なくとも500円ずつお金を払っていかなければいけません、。
さらに焼き物系は、ほぼ全て600円。
じゃがバター、大判焼き、焼きそば、鳥照り焼き、イカぽっぽ、大阪焼き、。
2023年秋祭り、
屋台で美味しく楽しむお値段は、だいたい600円。
お祭り屋台ってこんなに高いっけ?
お腹いっぱい食べるって高級店並みのお値段がいるのでは。
確かに、自分のお財布目線では高いです。
けれども、金魚すくい屋さん、たこ焼き屋さん、チョコバナナ屋さん、売り物一種類に1人の人がいて、直接お金を渡すんですよね。
今、子どもに〇〇屋さんでお買い物っていう体験、させられる場所って探すと難しいです。
さらにお金を手で渡すんです。
そして、物にもよりますが、600円かけて、何も手に入らないという事はありません。
お祭りの屋台は、もはや貴重な体験のレベルです。
1 屋台の人に、手でお金を渡す
子どもが友だちとお祭りにいくと言ったら、屋台で使うために渡すお金は、1800円が良いと思います。
2000円ではなくて、あえて600円3回分。
高いですが、緊張して、お店の人のタイミングをはかってお金を渡す。
一瞬のことですが、このやりとりが、買い物の基本だと思うんです。
手から手にお金を渡し、物やサービスと取り替える体験。
この100円玉の積み重ねで、屋台という商売が成り立っている事。
このイチゴ飴、金魚すくい、チョコバナナを売るために、一日中そこに人がいる事。
屋台の後ろにある複雑な仕組みなどは置いておいて。
「金魚すくいのおじさん去年と一緒の人だった」
こういうお客さん体験、子どもにさせるのに、600円。
大切な100円玉を、何に取り替えるか。
UFOキャッチャーに100円入れるより、人の手に渡す方が濃いです。
2 自治体祭りではなく、お祭り屋台
自治体などが主催するお祭りは、チケットなどを発行して、地域の人対象に優先的に食べ物を売ったりします。自分もお店屋さんで手伝ったり、大変準備があったりします。
このキーワードは「地域」で、目的というか雰囲気が別ですよね。
それも良いですが、もう少し広い、商店街や地元の商業関係の会が主催するような物、もしくは、寺社に常設されているような屋台。
初詣などで出る屋台など。
駄菓子屋さんとは違う、高いなぁと一瞬思って考えちゃうような屋台。
特に日が暮れた後の屋台。
普通に考えて、夜シフトは高いですよね、時給。
お祭り屋台。夜やっている時点で、しかもイベント会場に出ている時点で高いのは当然ですよね。
そして、時間が過ぎたら、ブルーシートが残るのみ。
次の日行ったら、跡形もない。
機械に200円ずつ入れまくるより、私は屋台の方がなんか好きです。
手で100円玉を渡す屋台、また来年も秋祭りを楽しみにしています。